サンプル・パラメータ:アンプとパン

シンセの項目で見てきたように、パラメータで簡単にサウンドを制御することができます。サンプルは全く同じパラメータの仕組みを備えています。何度も登場する、amp:pan:をもう一度見てみましょう。

サンプルの音量を変更する

シンセで使った書き方と全く同じ方法で、サンプルのアンプ(音量)を変えることができます。

sample :ambi_lunar_land, amp: 0.5

サンプルをパンする

サンプルでpan:のパラメータを使うこともできます。例えば、次のコードは、定番のドラムフレーズのアーメン・ブレイクを左耳で再生し、半分まで来たところで再度右耳で再生する方法です。

sample :loop_amen, pan: -1
sleep 0.877
sample :loop_amen, pan: 1

0.877は、:loop_amenサンプルの半分の再生時間であることに注意してください。

そして、use_synth_defaults(あとで説明します)をシンセに設定している場合、サンプルはこれを無視して再生します。