このチュートリアルの中でもこの章は、最も重要です。もし1つの章だけを読むのであれば、この章でしょう。もし前の章でライブコーディングの基礎を読んでいるのであれば、live_loopは、それと同じことを少ないコード量で簡単に実現できる方法と言えます。
前の章を読んでいない場合、live_loopはSonic Piでジャム(即興演奏)するための最良の方法でしょう。
演奏してみましょう。新しいBufferに次のように書いてください。
live_loop :foo do
  play 60
  sleep 1
endRunボタンを押してください。1拍毎に基本的なビープ音が鳴ります。これでは楽しくないのですが、まだStopを押さないでください。60を65へ変更して、Runボタンを押してください。
わお! リズムを崩さずに自動的に変化しました。これがライブコーディングです。
もっとベースのように変えてみてはどうでしょう? 演奏したままコードを更新しましょう。
live_loop :foo do
  use_synth :prophet
  play :e1, release: 8
  sleep 8
endここでRunボタンを押してください。
カットオフを動かしてみましょう。
live_loop :foo do
  use_synth :prophet
  play :e1, release: 8, cutoff: rrand(70, 130)
  sleep 8
endRunボタンをもう一度押しましょう。
ドラムを追加してみましょう。
live_loop :foo do
  sample :loop_garzul
  use_synth :prophet
  play :e1, release: 8, cutoff: rrand(70, 130)
  sleep 8
ende1からc1に音符を変更してみましょう。
live_loop :foo do
  sample :loop_garzul
  use_synth :prophet
  play :c1, release: 8, cutoff: rrand(70, 130)
  sleep 8
endこのあとは私の言うことを聞くのを止めて、自由に演奏してみましょう! 楽しんでください!